本記事に記載されている事項は，筆者が個人で使用するWindows10PCに関する情報の整理と忘却録を目的としたものであり，設定変更や改造を推奨する目的ではありません．
掲載されているすべてのソフトウェアの知的財産権は，それぞれの権利所有者に帰属します．当方はこれらの権利を所有しておらず，これらの権利を侵害する意図は一切ありません．また，画像やその他著作物についても同様です．
当方は本情報に基づいて被ったいかなる損害について一切責任を負いません．
本記事は，筆者が自身の使用しているWindows 10 PCの環境設定や使用ソフトウェアについての情報を整理し，忘却録にしたものです．
記事は「Windows 10のインストール編」，「システム系設定編」，「使用アプリとその設定編」の3部構成となっています．
本ページでは，Windows 10 のシステム的な設定の手順について，「システム系設定編」として詳述しています．
記事は「Windows 10のインストール編」，「システム系設定編」，「使用アプリとその設定編」の3部構成となっています．
本ページでは，Windows 10 のシステム的な設定の手順について，「システム系設定編」として詳述しています．
-
目次
- 使用機材等の確認は Win10 on MacUS へ
- Windows 10 のインストールは Windows 10 のインストール編 へ
- キー配置の変更やその他使用アプリについては 使用アプリとその設定編 へ
Windowsのライセンス認証を行わないと，インターネット接続後，下記の項目が後から設定できなくなる．これはライセンス認証を行うまで継続する．
- 背景（壁紙）の変更
- 色（ダークモード，アクセントカラー含）
- ロック画面の画像
- スタート，タスクバーの一部
壁紙の変更
-
Windowsの設定を開く（[Win][I]）．
-
「個人用設定」を選択する．
-
左カラムの「背景」項目を選択する．
-
右カラムの「背景」項目を「スライドショー」に変更する．
ライセンス認証を行わない場合，インターネット接続後に設定変更不可になるが， スライドショー設定では画像フォルダの中身を入れ替えることで壁紙を変更することができる． -
スライドショーで切り替えたい画像を上記で指定したフォルダに入れる．
壁紙の設定変更不可状態でも，後から追加した画像もスライドショーの対象となる． -
「切り替え時間」，「シャッフル」は好みで変更する．
色の変更
色の変更では，主に「ダークモード」と「アクセントカラー」の変更ができる．
ダークモード
-
Windowsの設定を開き（[Win][I]），「個人用設定」を選択．
-
左カラムの「色」を選択する．
-
右カラム「色を選択する」項目を「ダーク」に変更．
設定画面やエクスプローラーの背景が黒基調となる．
アクセントカラー
アクセントカラーではWindowsアプリ（エクスプローラーや設定）の一部に色をつけることができる．
「背景から自動でアクセントカラーを選ぶ」にチェックをいれると，背景画像が変化するたびにアクセントカラーが変わるが，
マシン負荷が非常に高いため，スライドショーで切り替え時間が短い場合には，特におすすめしない．
-
Windowsの設定を開き（[Win][I]），「個人用設定」＞「色」と選択する．
-
アクセントカラーを選ぶ．
スライドショーで切り替え時間が短い場合は，「背景から自動」はチェックを外す．
ロック画面の変更
ロック画面の画像を任意の画像に変更できる．
-
Windowsの設定を開き（[Win][I]），「個人用設定」＞「ロック画面」と選択する．
-
スライドショーに設定する．
マウスカーソルの変更
マウスカーソルのデザインを任意に変更する．
この設定はWindowsのアクティベーションの有無に関わらず，下記方法で設定変更可能．
-
Windowsの設定を開く（[Win][I]）．
-
「デバイス」を選択．
-
左カラムの「マウス」項目を選択．
-
右カラム下の「その他マウスオプション」を選択する．「マウスのプロパティ」ウィンドウが起動する．
-
「マウスのプロパティ」ウィンドウのポインタータブから変更する．
システムサウンドの変更
システムサウンドを変更する．システムサウンドはUSBの抜き挿し時やエラー時になる音のことである．
この設定はWindowsのアクティベーションの有無に関わらず，下記方法で設定変更可能．
-
Windowsの設定を開く（[Win][I]）．
-
「システム」を選択．
-
左カラムの「サウンド」項目を選択．
-
右カラム下「関連設定」の「サウンドコントロールパネル」を選択する．「サウンド」ウィンドウが起動する．
-
「サウンド」ウィンドウのサウンドタブから変更する．
起動・ログインサウンド及びシャットダウンサウンド
上記サウンドの設定では，システムの起動時や終了時の音を変更することができない．これらは別途設定する必要がある．
今回はWindows標準搭載の「タスクスケジューラ」を使って，各イベント時にwavサウンドファイルを再生する．
既存タスクのインポート
既存タスク「XMLファイル」をインポートすることができる．新規タスクを作成する手順は，下記「新規タスクの作成」を参照．
-
スタートメニューを起動（[Win]キー単押しまたはWindowsマークをクリック）し，「タスク」と入力し，「タスク スケジューラ」を起動する．
-
ウィンドウ左カラムの「タスクスケジューラライブラリ」をクリックし，選択状態にする．
-
ウィンドウ右カラムの「タスクのインポート」を選択する．
タスクスケジューラ ウィンドウ -
インポートするファイルを選択し，「開く」をクリックしインポートする．
新規タスクの作成
新規タスクの作成
-
スタートメニューを起動（[Win]キー単押しまたはWindowsマークをクリック）し，「タスク」と入力し，「タスク スケジューラ」を起動する．
-
ウィンドウ左カラムの「タスクスケジューラライブラリ」をクリックし，選択状態にする．
-
ウィンドウ右カラムの「タスクの作成」を選択する．
タスクスケジューラ ウィンドウ -
「タスクの作成」ウィンドウの「全般」タブをで以下のように入力する．
-
名前欄：「BootSound」，「LogonSound」，「ShutdownSound」など
任意のわかりやすい名前を入力する． -
セキュリティオプション
-
「ユーザーまたはグループの変更」ボタンをクリックし，選択するオブジェクト名に「System」と入力して「名前の確認」ボタンをクリックし「OK」ボタンをクリックする．
タスクスケジューラ ユーザーの選択 -
「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる．
-
-
構成：「Windows 10」に変更する．
-
-
「トリガー」タブを開き，左下の「新規」ボタンをクリックし，下記の通りに設定する．
-
システム起動サウンドの場合
「タスクの開始」項目をプルダウンメニューから「スタートアップ時」に変更し，「OK」ボタンをクリックする． -
ログオンサウンドの場合
「タスクの開始」項目をプルダウンメニューから「ログオン時」に変更し，「OK」ボタンをクリックする． -
シャットダウンサウンドの場合
「タスクの開始」項目をプルダウンメニューから「イベント時」に変更しする．
「ログ」項目を「システム」に変更し，「イベントID」項目に「1074」と入力する．
「OK」ボタンをクリックし，トリガーを保存する．
タスクスケジューラ トリガーの編集ウィンドウ
-
システム起動サウンドの場合
- 「操作」タブを開き，「新規」をクリックし，「新しい操作」ウィンドウの「操作」プルダウンメニューを「プログラムの開始」に設定する．
- 「プログラム/スクリプト」欄に「PowerShell」と入力する．
-
「引数の追加」欄に「-c "(New-Object Media.SoundPlayer 'wavファイルの絶対パス').PlaySync()”」を入力する．
「wavファイルの絶対パス」部分は，起動音ファイルのパスを指定する． ただし，ファイル名やパスに全角文字が含まれると正常に動作しないことがある．
「wavファイルの絶対パス」部分の入力例）D:\Windows\Media\systemVoice\hoge\fuga\piyo.wav
タスクスケジューラ 新しい操作ウィンドウ - 「OK」をクリックして，「操作」を保存する．
-
「条件」タブを開き，「コンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する」のチェックを外す．
タスクスケジューラ タスクの条件 - 「設定」タブを開き，「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合，すぐにタスクを実行する」にチェックを入れる．
- 「OK」をクリックし，タスクを保存する．
フォントのインストール
フォントはいつでも追加できるため，必要最低限のものを入れる．
今回は，普段使っている「源ノ角ゴシック(SourceHanCodeJP)」と「Source Code Pro for Powerline」をインストールする．
今回は，普段使っている「源ノ角ゴシック(SourceHanCodeJP)」と「Source Code Pro for Powerline」をインストールする．
-
フォントファイルを開く．
-
ウィンドウ左上のインストールボタンをクリックする．